多種粒径炭酸カルシウムの製造 |
当社は現状、45μmフルイ通過率95%以上の粉状製品及び、2.0〜0.5mmを中心とした粒状製品の製造が可能な設備を有しておりますが、今後の需要多様化を想定し、様々な粒径に対応するための設備改良に着手しております。
炭酸カルシウムは日本で産出される鉱物の中でも代表的な存在で、埋蔵量が多いため、今後の有効的な利用法に注目されています。
当社は炭酸カルシウムの粒径を変えることにより、様々な分野での需要を期待しております。
例として下記のような利用法を考え、新たなマーケットの創出を検討しております。
小粒径(−0.5mm) |
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中粒径〜大粒径(0.5mm〜5mm) |
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産業廃棄物のリサイクル |
現在、世界的に様々な産業廃棄物が大量に排出されており、それらの処理については社会的な問題となっております。当社はそれらの産業廃棄物を再利用し、新たに商品としての価値を付与することにより、循環型社会の形成に役立ちたいと考え、下記の問題について取り組んでおります。
【石炭灰のリサイクル】
各種石炭灰の需要について粒径的な側面からの検討を行っております。各種粒径による需要との関連について、粉砕試験等を進めております。
【ホタテ貝殻のリサイクル】 粉砕方式が異なる3種粉砕プラントを用い、各種粉砕条件を精査し、更なる微粉化や粉砕効率の向上等について最適な条件を継続的に検討しております。 また、粉砕方式の違いによる粉砕物の形状特性等から、新たな需要についての検討も行っております。 ホタテ貝殻は粉末状において凝集性が非常に高く、その低ハンドリング性(付着性が高く、固結しやすい)がリサイクル処理における大きな障害となっております。当社では製造ライン上において最も問題となるホッパー部に自社設計による複合的な閉塞防止システムを設け、スムーズな処理工程を確立しております。 |
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